2024.03.08
IntoArt プログラム第7回を開催!
川内理香子さんを特別講師にお迎えしIntoArt プログラム第7回を開催!テーマは「お菓子アートでココロを贈る」。
IntoArt Programとは?
ワークショップでは、様々な画材やマテリアルを用意して自由な表現力を最大限に引き出します。大人が見たときに「こんな風に感じていたのだ」「知らなかった、こんな素晴らしい色彩感覚なのだ」などの感動がワークショップを通じて起こると考えています。
これは単にアートに触れるだけではなく本ワークショップがアートへの出会いとなり、興味の入り口としての役割を持ちます。また、保護者も一緒に参加するワークショップを通じて、子どもが見て感じている世界を大人が感じたり、子どもの溢れる感性に驚いたりと新しい発見があると考えています。
普段は何かと「ダメ」と言ってしまいがちですが、ワークショップでは本人の感覚のままに自由に表現をしてもらえる設計にしています。アートには正解がありませんので、どのような作品でも本人を肯定することができます。
アーティストからは、表現のヒントになるようなエッセンスを紹介してもらいます。それを見た子どもたちがどのように感じるのか?答えは無限の可能性を秘めたこのワークショップの会場で見ることができます。
川内理香子さんが自身のルーツだと語る、お菓子へのペインティングを体験。大切な人に食べてもらう経験は生涯の思い出に。
川内理香子さんは、子どものころにお菓子をデコレーションする原体験をしたという。想像力を働かせて絵を描くことだけではなく、デコレーションペンなどで絵を描いたお菓子を食べる過程や変化、大切な人にプレゼントしたり、描いた後の展開があることが、川内さんの表現に繋がっているかもしれません。
今回のワークショップでは、川内さんと一緒に、お菓子のデコレーションをして、最後にそれを食べたり、プレゼントするために包装します。誰のためにつくるお菓子か次第で、かっこよくしたり、かわいくしたりできる。自分のためのお菓子をつくるならどう作る?じゃあ大事な友だちや兄弟にプレゼントするならどんなお菓子を作る?
そういったことを考えながら、渡す相手や使われる方法を想像しながらデコレーションをすることは、単なるお絵描きの先の次のステップなのかもしれません。アーティストも作品を作るとき、どんな場所で誰に見られる作品か考えているはずです。相手に気に入ってもらえるかな、と考えながら手を動かすことは、多くのアーティストの原体験となっています。
pretzel, 2023, oil canvas, 1940 x 2590mm Photo by Shintaro Yamanaka(Qsyum!)
特別講師のご紹介
川内 理香子/Rikako Kawauchi
1990年東京都生まれ。多摩美術大学在学中の2014年に参加した公募グループ展『CAF ART AWARD 2014』で保坂健二朗賞を受賞。主なコレクションに愛知県美術館など。
Exhibitions
2014年 『CAF ART AWARD 2014』で保坂健二朗賞を受賞
2015年 新進アーティストを対象にした公募プログラム『shiseido art egg』にてshiseido art egg賞(大賞)を受賞
2021年 『TERRADA ART AWARD 2021』ファイナリスト選出、寺瀬由紀賞受賞
2022年 『VOCA展2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─』にて大賞のVOCA賞を受賞。
2022年 個展『Lines』(VAN DER GRINTEN GALERIE/ケルン、ドイツ)
2023年 個展『The Voice of Soul』(ERA GALLERY/ミラノ、イタリア)個展『human closely』(Lurf MUSEUM/東京)個展『line & colors』(N&A Art SITE/東京)
会場はコートヤードHIROO(港区西麻布)!
会場は広尾にある複合文化施設・コートヤードHIROOです。広々とした庭と創造力をかき立てる空間は、東京の真ん中とは思えない贅沢な空間をお楽しみいただけます。(https://cy-hiroo.jp/)
ワークショップ詳細
- 開催日程
- 2024年3月16日(土)午前の部、午後の部の2回
- 時間
- 午前の部: 9:30-12:30/午後の部:13:30-16:30
- 料金
- 12,000円(LUMO会員価格:8,000円)
- 開催場所
- コートヤードHIROO(住所:東京都港区西麻布4丁目21-2)
- アクセス
- https://cy-hiroo.jp/access
- お問い合わせ 公式LINE
- https://lin.ee/9IEhwtA