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カルチャー

2026.07.08

オープン社内報 第一弾公開

株式会社Gotoschoolでは、メンバーが同じ方向を向き、自律的に挑戦し続けるための社内報『Roots』を発行しています。私たちのカルチャーや、サービスの裏側にある試行錯誤のプロセスを広く知っていただくため、「オープン社内報」として一般公開しました。

1 人で多くの子どもたちを見る指導員から、仕組みで子どもたちの未来を支えるQE へ。

先生インタビュー We are pioneers
クオリティエンハンスメント部 江川 大士 2022年入社

『先生』の視点を持ちながら、新たな挑戦へ進む理由。

関西の拠点で指導員として歩んできた僕ですが、最初からこの道を目指していたわけではありませんでした。大きな転機は、最初の異動で今津から夙川へ移る時です。それまで築き上げてきた子どもたちや保護者さま、点在する校舎の仲間たち。一度それらを離れて0から再スタートすること対し、当時は正直「またイチからなのか...」と深く落ち込みました。
でも、これが自分にとっての「We are pioneers(開拓者)」としての第一歩だったのだと、いまは感じています。新しい環境で、自分が培ってきた支援がどこまで通用するのか。挑戦を歓迎し、その結果を自分で受け入れてみる。そうやって一つひとつ校舎を形にしていく泥臭い経験が、いまの僕の土台になっています。

校舎の悩みに伴走する存在でありたい。

以前、私はエリアマネージャーという役割を担っていました。もしかすると数字の管理やチェックをする人、というイメージが強いかもしれません。もちろんその側面もあるのですが、僕がこの役割の中で一番心が動き、自分の中でしっくりきているのは、もっと現場に近いところにあります。

「セッションが思うようにいかない」「子どもへの接し方に迷っている」そうした先生たちのリアルな悩みに寄り添い、一緒に解決策を考えるカウンセラーのような存在でありたいと思っています。

これまで校舎長やライティングチームなど、様々な方面にチャレンジしてきましたが、常に根底にあるのは指導員としてのアイデンティティです。現場の課題に対して自分に何ができるか。その延長線上で、僕が意識して取り組んでいるこの現場のサポートを、今度は『QE 部』として、より深く、仕組みとして全社へ広げていきたいです。この新しい挑戦こそが、僕にとっての次なるパイオニア精神の体現だと思っています。

事業部と現場、同じ方向を向くための橋渡し。

僕の仕事のもう一つの側面は、事業部(本部)と現場を繋ぐことです。現場の状況を正確に本部に伝え、逆に本部の意図を現場の言葉に翻訳する。この連携において僕が支えにしているのは、哲さんからかけられた「江川チルドレンを増やしていこう」という言葉です。
自分一人で向き合える数には限りがありますが、仕組みを整え、現場の先生たちが輝ける環境を作ることができれば、間接的に救える子どもの数は何倍にも増えていく。だからこそ、現場の教育の質を支えるQE部としての役割が重要になると確信しています。事業部からのリクエストも、より多くの子どもたちに届けるための工夫だと捉えています。時には「いまみんな限界まで頑張っている」と状況を伝えつつ「もしできることがあるとしたら…」となんとか施策を考えることもあります。私自身、常に感じるのは「本部も現場も、見ている先は同じ」ということ。大きな目標のために信頼し合えるチームでありたいと思っています。

自分の性分を認め、誰かのための力に変えていく。

僕はもともと、周りからどう見られているかを過剰に気にしてしまう性分で、かつてはそんな自分を自信のなさのように感じて嫌いな時期もありました。けれど、多くの現場や役割を経験する中で、自分自身のこの性格に対する捉え方が少しずつ変わっていきました。

周りが気になるということは、それだけ仲間の小さな異変や校舎の課題に、誰よりも早く気づけるということ。だからこそ僕は、問題が表面化する前に先んじて動くことに全力を注いでいます。もし現場から悩みが挙がってきてしまったら、「なぜもっと早く気づいてあげられなかったのか」と悔しさが込み上げることもあります。でも、その悔しさがあるからこそ、次こそはもっと早くサポートしようと動けるんです。

「自分の見方次第で、持っているものは強みに変えられる」。そう確信できたのは、自分自身の性分と向き合い、納得して進んできたからです。かつて立ち止まりそうになった僕が、自分なりの答えを見つけられたように、今度はQE 部のメンバーとして、皆さんが不安なく、やりがいを持ってセッションで活躍できる瞬間を支えていきたい。そう願って、今日も校舎と向き合っています。

僕たちの仕事は、先生とお子さんの「最高の日常」を守るための、裏方でありたい。

コーポレートインタビュー We are professionals
執行役員/ 社長室長兼総務部長 竹内 健太朗

皆さんが「子どもたち」により集中できる環境を裏側から作る責任。

皆さんは普段、本部が何をしているか、あまり具体的なイメージが湧かないかもしれません。私は皆さんがお子さんと出会うための箱(校舎)を探し、行政に申請を出し、備品を揃える……。いわばLUMO の舞台裏をすべて整えるのが役割です。
正直に言えば、かつて自分の至らなさで現場を混乱させてしまった苦い経験が何度もあります。支払いの遅れや、行政との連携不足。それらは現場の大変さを本当の意味で想像しきれていなかった、創業時のチャレンジマインドでリスクを予測しきれていなかった、私自身の未熟さゆえでした。だからこそいま、組織の土台を必死に作り直しています。私が担っている物件の周辺調査や行政との緻密なやり取りは、単なる事務作業ではありません。現場の先生たちがあんな思いを二度とせず、純粋に校舎のことやお子さんの未来に100% 集中できる聖域を守る。それは、裏方を担う私の絶対に譲れない責任だと思っています。

「なんとかなる」マインドで挑んだ、経理も採用も未経験だった私。

実は私も、最初からいまの仕事ができたわけではありません。もともとは皆さんと同じように人対人の仕事で、ジムトレーナーと鍼灸師をしていました。創業期、哲さんと「LUMO をやろう」と決めた時、私は経理も、開所申請のやり方も、ましてや100 名を超える規模の採用活動なんて、右も左もわからない状態でした。それでも今日までやってこれたのは「なんとかなるだろう」というマインドセット一つがあったからです。

スキルがないなら詳しい人に頭を下げて教わり、法規がわからなければ行政の窓口に何度も通う。そうやって一つひとつできなかったことをできることに変えてきました。

現場の先生もコーポレートも、本質的な根っこは同じです。目の前にある課題をどうすれば解決できるか、もっと良くするにはどうすればいいか。その探究心の矛先が、私の場合はたまたま経営や物件という領域だったというだけなんです。

コーポレートという仕事で得られる他者視点という一生の財産。

これまでのキャリアで私自身が最も成長したと感じるのは、独りよがりが減ったことです。療育に本気の人、異業種のバックグラウンドを持つ人など、多様な価値観を持つ方々と向き合い、「この人は何を求めているのか?」と相手の視点を想像する。この感度こそが、コーポレートの仕事で得られる最高におもしろいスキルであり、財産だと思っています。現場でお子さんの微細な変化に気づける先生なら、きっとこの経営の視点も、驚くほど身近に感じられるはずです。「ここに校舎があったら、もっと支援できる子がいるんじゃないか?」「どうすれば仲間がもっと働きやすくなるか?」そんな視点を持った瞬間に、皆さんのキャリアの可能性は一気に広がります。現場から本部へ。その道は確実に存在します。私は、現場の痛みがわかる先生たちこそ、いつか採用や物件選定といった分野に挑戦して、このLUMO というブランドを一緒に育てていきたいと心から願っています。

特別対談

代表取締役/CEO 松本 哲 × 執行役員/社長室兼QE部 森 規恵

6 期目のいま、変化を恐れず、歩むべき道を見つける約束を。

森: 業界の主流だった「預かり型」ではなく、あえて厳しい療育の道を選んだ原点は?

松本: 前身のパーソナルジム時代に感じた「強烈なもどかしさ」です。本来は無限の可能性があるのに、ただ時間を消費するだけの子どもたち。でもアプローチ次第で、本人すら気づかない力が芽吹く。その子の20 年後のために、いまできることがあるはずだという、怒りにも似た感情がLUMO の原動力です。

森: 創業期、哲さんは見た目が変わるほど追い詰められていましたよね。

松本: 完全なトップダウンで自分を苦しめてしまっていました。顔が腫れるほど心身を崩しながら、「すべて自分がジャッジせねば」と。自分が正しいと信じ込み、結果的に仲間の自分で考えて動く機会を奪っていた。成長の余白を狭めてしまっていたのではないか、という強い葛藤がありました。ひとりのチカラで人が変わるわけじゃないと気づかされたとき、ようやく「自分だけで何とかしなきゃ」という思い込みから離れ、周りの知恵を信頼できるようになりました。

任せるという試行錯誤から、ボトムアップのむずかしさへ。

森: そこから、今度は現場に広く裁量を委ねるボトムアップへと、大きく舵を切りましたよね。
松本: はい。ただ、今度は信頼して任せるという考えにこだわりすぎて、僕自身が管理を軽んじてしまっていました。LUMOのニーズの高さに甘え、本部や校舎の皆さんに負担や不安を感じさせてしまう時期があったと思います。
森:広く任せた結果、各人に判断を委ねられて、統制にむずかしさが生じました。LUMO らしさが少し薄れていくような感覚もありましたね。
松本:「自分たちが本当に実現したい世界は、これだっただろうか」と。だからこそ私たちはもう一度原点に立ち返り、現在のルール作りや組織の再整備という形へやり方を変えていきました。
一見すると方針が揺れ動いているように見えたかもしれませんが、僕は、この一連のプロセスからとても大切な考えを得たと思っています。
森:トップダウンとボトムアップ、
  両極端の変化を経験したからこその気づきですね。
松本:はい。大切なのは、目の前の状況だけをハッピーにするために取り繕うことではなく、中長期的な視点に立つこと。そして、変化を恐れずに歩むべき道を探し続けることだと思います。その試行錯誤のチカラこそが、私たちを本質的に成長させてくれるはず。

森:新しいアプローチに挑戦する中で、時には意見がぶつかったり、上手くいかずに立ち止まったり

松本:はい。もし摩擦やむずかしさが生まれたとしても、違うなと思ったら、いつでもやり方を変えればいい。僕は決して完璧な社長ではありません。会社も6 期目で、人間に例えればようやく小学生になったばかりの状態です。それでも、皆さんが子どもたちと真摯に向き合って働いてくださっている。だからこそ、対話を重ねながら、進むべき道を皆さんと見つけていきたい。そんな世界を中長期でつくっていくことだけは、絶対にあきらめません。これは僕からの約束です。