社員インタビュー

子どもたちにとって幸せな場を提供できることがやりがいです

杉舘 邦彦

教員/児童指導員

株式会社Gotoschool採用担当です!
当社が運営する「こども運動教室LUMO」(児童発達支援・放課後等デイサービス)の魅力と、
現職スタッフを紹介するインタビュー企画。
今回は、30年のメーカー勤務を経てなお、福祉業界でステップアップし続ける杉舘邦彦。
年齢にとらわれず、“子どもにとって幸せな場所”の一員でありたいと語ってくれました。

どのようなキャリアを歩まれたのですか?

私は大学卒業後、印刷機器メーカーに入社しました。機器の設置・修理の技術員として、東日本全域を飛び回っていたのです。無理がたたって休職し、在庫管理や原価計算などの業務に移動するなど、本当にさまざまな経験をしました。そんな30年でしたから、リーマンショックを機に、心身にゆとりを持とうと退職したのです。

福祉業界へ目を向けたきっかけは何でしたか?

きっかけは、東日本大震災です。知人を介して被災者雇用を支援するNPOのお手伝いをしました。家が流され、家族を失った方でも、生活のためには仕事をしなくてはなりません。やむなくという方もおられますが、再就職には、被災者のみなさんが新たな人的交流を得られるメリットがあります。同じ地域の方との再会や、再就職先での被災者同士の交流は、被災者のみなさんの大きな励みになっていました。こういった支援に携われたことが、私にとっても大きなやりがいでした。

その後、本格的に福祉業界へ参加されたのですね。

大阪へ戻り、障がい者作業所の支援員をしながら事業所のマネジメントを経験しました。この間に環境を整えることの大切さを再認識しましたね。業務にも利用者さんの作業にも、もっとやりやすい方法はないかと、ルールや手順をつくったのです。おかげで何ごとも円滑に進むようになりました。メーカー勤務時代の技術職と事務職の経験をいかせたわけです。ツールで解決できるならツールを作成し、ルールで解決できるならルールを決める。LUMOでも気に留めて実行しています。

LUMOの最初の印象はいかがでしたか?

初めてLUMOのセッションを見学したとき、この環境にいる子どもたちは、本当に幸せだと思いました。子どもたちがこれほど思いきり走りまわっている放課後デイサービスはないでしょう。一般に、放デイに通うお子さんは、カラダを動かす場所がないのが悩みです。ご家庭で元気に走りまわられても、ママやパパは困ってしまうでしょう。しかし、本来なら、子どもには子どもらしく過ごしてほしいですよね。とびきり子どもらしくあれるLUMOは、子どもにとって特別楽しい場所だと感じました。

LUMOに入社していかがですか?

子どもの変化のスピードに心を奪われています。これまで、介護福祉士資格を取得したり、訪問介護事業所の管理者なども経験しました。子ども、大人の障がい者、高齢者と、各世代の支援を網羅したことになります。世代を比べると、大人の変化はとてもゆっくりです。しかし、子どもの変化は目まぐるしく、その成長速度に驚かされます。もちろん、両方にやりがいや楽しさがあり、個々のペースを尊重することは変わりません。しかし私は、変化をもっとも感じられる子どもの支援に一番の楽しさを感じています。

異業種からの参加を検討している方へ、メッセージをお願いします。

何であれ、異業種からのチャレンジには勇気がいります。私のような年齢ならば、どこまで子どもたちの運動に関われるかと、躊躇するかもしれません。しかし、LUMOが目指すのは、どの子にとっても最適な支援です。世代もバックグラウンドも異なる面々が集まり、コンビネーションで実現しているのです。私はいつも、集団に入るのが難しい子どものフォロー役や、リードするスタッフのアシスタント役を、積極的に務めていますよ。支援にやりがいを感じ、できる限り貢献したいと思っているなら、ぜひチャレンジしてください!