2025.05.02
アップサイクルの魔法で生まれる、世界にひとつだけのアート
サンゲツ × intoART アートワークショップ 〜子どもたちの「もったいない」が「素敵!」に変わる一日〜 インテリア素材がアートへと生まれ変わるワークショップが、2025年3月29日(土)に開催されました。今回は、インテリアメーカーサンゲツさまのご協力のもと、壁紙やカーテン、カーペットなど、実際に住空間で使われる内装素材を使用し、子どもたちの手によってアート作品へと生まれ変わりました。

1. サステナブル講話
ワークショップのはじまりは、「サステナブルってなに?」をテーマにしたミニレクチャーから。
サンゲツの方より、壁紙やカーペットなどインテリア素材の処分の方法や、素材を再利用する取り組みについてご紹介いただきました。
子どもたちは、普段何気なく使っているものにも「もう一度活かせる」可能性があることを知り、サステナブルなものづくりへの興味を高める時間となりました。


2. ビリビリンピック – 素材を分解してみよう!
インテリア素材をビリビリと剥がして分解するゲーム「ビリビリンピック」を開始!誰が一番はやく素材を剥がせるかを競いながら、素材の構造や手触りを楽しく学びました。普段は目にしても手に取ることの少ない素材を、視点を変えて分解することで、「おもしろいもの」へと変わる過程に、子どもたちもワクワクする体験となりました。ゲーム性が加わることで、素材のおもしろさがぐっと身近になり、「もっとやりたい!」と夢中になる姿がたくさん見られました。


3. コラージュワークショップ – 素材がアートに生まれ変わる
「ビリビリンピック」で手に入れた素材を自由に組み合わせて、自分だけの作品を制作。
カラフルな壁紙や立体感のあるカーペット、光沢のあるパーツなどを選びながら、子どもたちは直感と想像力でコラージュを構成していきました。インストラクターは、東京藝術大学卒のアーティスト・須釜衣緒里さん。子どもたちの創造力を自然に引き出し、それぞれの作品が個性あふれるものに仕上がりました。須釜さんによるご自身の作品紹介もあり、普段は触れることのできないアーティストの世界観に触れる貴重なひとときとなりました。


4. 発表タイム – 想いを言葉に、作品を共有しよう
完成した作品は、みんなの前で発表。
「この素材は海や空みたいだから、景色を作ってみました」「この質感は動物の肌みたいなので動物を作ってみた」など、自分の感性を言葉にして伝えることで、創作体験がより深いものになっていきました。ほかの子の発表に感想を伝え合いながら、互いの創造性を認め合う温かな雰囲気が広がりました。


5.誰もが安心して、自分らしく表現できる場所
このワークショップには、合計31名の子どもたちが参加。
さまざまな背景、年齢の子どもたちが、それぞれのペースで取り組み、最後にはみんなが堂々と自分の作品を紹介しました。
intoARTでは、すべての子どもたちが自分を表現できる場を提供しています。
イベント詳細
ワークショップ詳細
- 開催日程
- 2025年3月29日(土)
- イベント内容
- インテリア素材を使ったアップサイクル・アートワークショップ
- 協力企業
- 株式会社サンゲツ
https://www.sangetsu.co.jp/ - インストラクター
- 須釜衣緒里(アーティスト・東京藝術大学卒)
- 場所
- PARCs(東京都千代田区内幸町2丁目1-6 日比谷パークフロント 12階)
- 主催
- 株式会社Gotoschool(intoART)
インスタグラム - イベントURL
- https://gotoschool.co.jp/news/z2_kpdqmyhdwo3s0/